“とつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
十月87.1%
突起6.5%
凸起3.2%
取着3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と心配をして居るうちに、十月とつき経っても産気附かず、十二ヶつき目に生れましたのが、たまのような男の、続いてあとから女の児が生れました。
はるかざつて黄色きいろぬのおほうたやうなはなも、はるらしいあめがちら/\とつてしもけたやうな滅切めつきりあをみをくはへてころそのひらいた心部しんぶにはたゞわづか突起とつき見出みいだす。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かくも、山頂さんてう凸起とつきする地點ちてん調査てうさこゝろみ、はたして古墳こふんであるかいなかをたしかめる必用ひつようしやうじたので、地主側ぢぬしがは請願せいぐわんもあり
取着とつき土塀どべい由々ゆゆしく構へて、かどには電燈を掲げたるかたにぞりける。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)