“じふぐわつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
十月100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
常飛脚じやうひきやくなつ三月さんぐわつより九月くぐわつまで)の十日とをか——滿八日まんやうかふゆ十月じふぐわつより二月にぐわつまで)の十二日じふににち——滿十日まんとをかべつとして、はやはう一日いちにち二十五里にじふごり家業かげふだとふ。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十月じふぐわつのとあるの空。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
あの利根川圖志とねがはづしなかに、……えゝと——安政二年あんせいにねん乙卯きのとう十月じふぐわつ江戸えどには地震ぢしんさわぎありてこゝろしづかならず、訪來とひくひとまれなれば、なか/\にいとまある心地こゝちして云々しか/″\と……本所ほんじよくづれたるいへうしろ
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)