“十二日”の読み方と例文
読み方割合
じふににち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるよりして、流言妖語りうげんえうごさかんおこなはれ、十月じふぐわつ十二日じふににちには、たちまち、兩水道りやうすゐだうどくありと流傳りうでんし、市中しちう騷動さうどうふべからず、諸人しよにんみづさわぐこと、さわぐがごとし。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
常飛脚じやうひきやくなつ三月さんぐわつより九月くぐわつまで)の十日とをか——滿八日まんやうかふゆ十月じふぐわつより二月にぐわつまで)の十二日じふににち——滿十日まんとをかべつとして、はやはう一日いちにち二十五里にじふごり家業かげふだとふ。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)