“とつつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取突42.9%
取付28.6%
取着28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正門を這入ると、取突とつつきの大通りの左右にゑてある銀杏の並木が眼に付いた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
その取付とつつきの床は一面にじうたんが敷いてあり、細かい赤い花と黒い葉の模様で、小花の薔薇であつたやうに思はれる。
トイレット (新字旧仮名) / 片山広子(著)
まだ可怪おかしかつたのは、一行いつかうが、それから過般いつかの、あの、城山しろやまのぼ取着とつつき石段いしだんかゝつたときで。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)