“とっつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取附53.3%
取付40.0%
最初6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と清左衞門こと/″\く悦んで、ニコ/\しながらうちに帰って来ました、娘お筆は、寒さの取附とっつきだと云うにまだ綿の入った着物が思うように質受しちうけが出来ず
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
やがて取付とっつきの板橋村近く参りますと、道路も明くなって、ところどころ灰紫色はいむらさきの空が見えるようになりました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
と、最初とっつきの廊下へ出た。それを今度は右へ曲がるとはたして立派な部屋がある。
大鵬のゆくえ (新字新仮名) / 国枝史郎(著)