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取着
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とつつき
ふりがな文庫
“
取着
(
とつつき
)” の例文
いまじやあもう
半年
(
はんとし
)
も
経
(
た
)
つたらう、
暑
(
あつ
)
さの
取着
(
とつつき
)
の
晩方頃
(
ばんかたごろ
)
で、いつものやうに
遊
(
あそ
)
びに
行
(
い
)
つて、
人
(
ひと
)
が
天窓
(
あたま
)
を
撫
(
な
)
でゝやつたものを、
業畜
(
がふちく
)
、
悪巫山戯
(
わるふざけ
)
をして、キツ/\と
歯
(
は
)
を
剥
(
む
)
いて
化鳥
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
まだ
可怪
(
おかし
)
かつたのは、
一行
(
いつかう
)
が、
其
(
それ
)
から
過般
(
いつか
)
の、あの、
城山
(
しろやま
)
へ
上
(
のぼ
)
る
取着
(
とつつき
)
の
石段
(
いしだん
)
に
懸
(
かゝ
)
つた
時
(
とき
)
で。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“取着”で始まる語句
取着手
取着端