“石段”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いしだん89.7%
いしきだ10.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おとこが、石段いしだん心配しんぱい以外いがいには、なにも自分じぶんたちをしかる理由りゆうがなく、また、自分じぶんたちはしかられるはずがないとおもったからです。
石段に鉄管 (新字新仮名) / 小川未明(著)
とうさんの祖母おばあさんの隱居所いんきよじよになつてた二かい土藏どざうあひだとほりぬけて、うら木小屋きごやはうおり石段いしだんよこに、その井戸ゐどがありました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
本門寺日の暮れかかる眞正面まおもてはひろびろとあり寒き石段いしきだ
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
本門寺日の暮れかかる真正面まおもてはひろびろとあり寒き石段いしきだ
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)