“木小屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きごや66.7%
きこや16.7%
バンガロー16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二三軒みすぼらしいオランダ船の船員のとまる下宿の木小屋きごやが、そのむこう岸に建っていて、オランダッぱらともよばれていた所です。
をりふし人目のせきもなかりしかば、心うれしくおはたやをいでゝ家のうしろにいたり、まどのもとに立たる男を木小屋きこやに入ぬ。
木小屋バンガロー式の建物の内はしばらくの間静かであった。窓を通して真昼の陽が護謨林の頂きから射して来るのが室の板壁へ斑点を着けそこだけ黄金色に輝いている。
沙漠の古都 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)