“関”のいろいろな読み方と例文
旧字:
読み方割合
かま29.0%
せき24.6%
かか15.6%
かかわ13.8%
かん5.1%
かかは2.8%
かゝ1.4%
かゝは1.1%
あづか0.7%
かかずら0.7%
くわん0.7%
セキ0.7%
下関0.7%
あず0.5%
あづかる0.5%
0.5%
あづ0.2%
かかわら0.2%
かも0.2%
さは0.2%
せく0.2%
そき0.2%
はか0.2%
まち0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自身は偉い哲人ださうだ——詭弁家になつてもはない、あいつのノートを借りてこの際ソークラテスを少々研究してやらうか——。
夏ちかきころ (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
(今度も軽井沢寐冷えを持ち越せるなり。)但し最も苦しかりしは丁度支那へ渡らんとせる前、の宿屋に倒れし時ならん。
病牀雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
番をしていないからとて、めったに、いなくなることもあるまいと、常に心にはりながら、いて安心して、せめて同じ土地の
狂乱 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
いずれにしても、であろうとは考えられない。にもらず、身を迎えにねて行くからには、武蔵にも覚悟はあるのであろう。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
10 これにわが法度を定め及び門を設けて、11 くここまでは来るべし、ここを越ゆべからず、高浪ここにまるべしと。
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
御主の「ぐろおりや」(栄光)にもる事ゆゑ、日頃親しう致いた人々も、涙をのんで「ろおれんぞ」を追ひ払つたと申す事でござる。
奉教人の死 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
所が最後に一つ、今度はまだ十三四の弟子が、やはり地獄変の屏風の御かげで、云はゞ命にもはりねない、恐ろしい目に出遇ひました。
地獄変 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
そのいかなる意味の復讐にらず、人間の心血を熱して、或は動物の如く、或は聖者の如く、人を意志の世界に覚めしむるはあやし、あやし。
復讐・戦争・自殺 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
我が生ける間の「明」よりも、今ま死するの「薄闇」は我に取りてありがたし。暗黒! 暗黒! 我が行くところはり知らず。
我牢獄 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
「決して、馬鹿合戦にうなと、私たちの郎党は、町の外へ、立ち退かせておきました。——兄者人、お帰り下さい」
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
するに娘が内職するは親に関することなく妻が内職は夫にすることなし、一経営上全くこれは別口のお話とも申すべきものに
もゝはがき (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)
大和にとつては大和の国、河内にとつては河内の国の大関。二上の当麻路——。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
京にハ三十日もおり候時ハ、すぐ長崎へ庄次郎もともにかへり候間、其時ハかならず/\鳥渡なりともかへり申候。御まち被成度候。
家の者は一切を伯爵から口止めされたという事で、それについての面接はみんな前警保局長だった岡喜七郎氏がかっている。その話によると
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
大江は 菅原家とに 朝廷累世する儒臣なり。しかるに 菅神を崇称たる事の文の如し。是以文道に者此 御神をざらんや、信ぜざらんや。
片親の父に相談してみても物堅い老舗の老主人は、そんな赤の他人の白痴などにまっても仕方がないと言って諦めさせられるだけだった。
みちのく (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
に朕が訓導ならざるにりて、民多く罪に入れり。めは一人に在り。兆庶かるにず。宜しく寛宥を存せ令めて仁寿せ、瑕穢してにする事を許すべし。天下に大赦し。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
突然牧瀬はつか/\立つて行つて、今までの話題にせぬやうな、またその続きのやうにも、池のに祈る人のやうにいた。そして歳子をも促してさうさせた。澄む水に二人の顔が写つた。
夏の夜の夢 (新字旧仮名) / 岡本かの子(著)
ちとお答えに窮しますな。……いや何、うまい。じつは主人高氏には、何やら結願のあるらしくて、それのうまでは、門松を
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ふるとも雨にらめや妹に逢はむと云ひてしものを」(巻四・六六四)。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
シカシまだまだこれしきの事なら忍んで忍ばれぬ事も無いが、茲処に尤も心配で心配でられぬ事が一ツ有る。でも無い、この頃叔母がお勢と文三との間をような容子が徐々見え出した一で。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
百官をべ、万機を行ない、天下をする者、太政大臣の上に坐し、一ノ上とも、一ノ人とも、一ノ所とも申し上ぐる御身分、百の模範たるべきお方であるはずだ。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼は瞳を凝らして三頭から鋩子先、物打ち、かさね、と上下に見直してみたが、見れば見るほど、青江、それも為次どころの比較的あたらしい作とし観じられない。
寛永相合傘 (新字新仮名) / 林不忘(著)