“軽井沢”のいろいろな読み方と例文
旧字:輕井澤
読み方割合
かるいざわ73.7%
かるゐざは21.1%
かるゐざわ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ええ、お出迎えにこれまでまいりましたのは、丹那たんな田代たしろ軽井沢かるいざわはた神益かみます浮橋うきばし長崎ながさき、七ヶ村の者十一名にござりまする」
丹那山の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
(今度も軽井沢かるゐざは寐冷ねびえを持ち越せるなり。)但し最も苦しかりしは丁度ちやうど支那へ渡らんとせる前、しもせきの宿屋に倒れし時ならん。
病牀雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
やがて、それが横浜よこはま本牧ほんもく三ノたにだといふことがわかり、生憎電話はないが、夏の七八九、三ヶ月は軽井沢かるゐざわ滞在として、その番地までちやんと名簿に出てゐた。
落葉日記 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)