“田代”の読み方と例文
読み方割合
たしろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ええ、お出迎えにこれまでまいりましたのは、丹那たんな田代たしろ軽井沢かるいざわはた神益かみます浮橋うきばし長崎ながさき、七ヶ村の者十一名にござりまする」
丹那山の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
ちなみに、山へ登る人たちがよく出会う地名の田代たしろというのも、ほぼ同じような意味であって、田の候補地という意味である。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
魚沼郡の官駅くわんえき十日町の南七里ばかり妻在庄つまりのしやうの山中(此へんすべて上つまりといふ)に田代たしろといふ村あり。