丹那山の怪たんなやまのかい
東海道は三島の宿。本陣世古六太夫の離れ座敷に、今宵の宿を定めたのは、定火消御役酒井内蔵助(五千石)の家臣、織部純之進という若武士で、それは酒井家の領地巡検使という役目を初めて承わり、飛地の伊豆は田方郡の諸村を見廻りの初旅というわけで、江戸か …
作品に特徴的な語句
主君おかみ 無言だま 中原なかはら 中島なかしま 宿しゅく はま 御泊おとまり 浮橋うきばし しし はた おさ しま そばだ 色紙いろがみ 野猪いのしし つゆ 三島みしま 三間みま 両鬢りょうびん 中央まんなか 中間ちゅうげん 丹那たんな しま 伊豆いず とぎ 余所よそ 先刻さっき 入来いりきた 凄愴せいそう 別庵べついおり 勿論もちろん たた うな とら 国境くにざかい すわ 城廓じょうかく 大場だいば 天狗てんぐ 妖術ようじゅつ くわ うれ 寛居くつろぎ 山田やまだ 平井ひらい 庄屋しょうや 御役おやく 復讐ふくしゅう たわむ 拙者せっしゃ 挨拶あいさつ かたき しりぞ 明神みょうじん 昨日きのう 昼食ちゅうじき 月代さかやき 朱骨しゅぼね きた 枕頭まくらもと 死骸しがい ほとん 沼津ぬまづ 湯呑ゆのみ 源八げんぱち ようや 熨斗のし 熱海あたみ 田代たしろ 相模さがみ 神田かんだ 神益かみます たた まれ 箱根はこね 経筒きょうづつ 縮緬ちりめん 蒔絵まきえ 衣物きもの 袴穿はかまば すそ ふすま のぞ なぞ 谷間たにあい 賄賂わいろ みち とどろ 酒肴しゅこう 長崎ながさき へだ おもて 韮山にらやま 項垂うなだ 風越かざこし