“御泊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おとま37.5%
おとまり37.5%
おとめ12.5%
オントマリ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「では教えて上げましょう。が、いくら造作なく使えると言っても、習うのには暇もかかりますから、今夜は私の所へ御泊おとまりなさい。」
魔術 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「さて明日からは、草深い田舎を御巡検で、宿らしい宿は今宵が当分の御泊おとまりおさめ。どうか御ゆるりと」
丹那山の怪 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
もみながら今晩こんばんは何分御泊おとめ申こと出來難く其譯は今夜村の寄合にて後刻ごこくは大勢集まり候間御氣のどくながら御宿おやど御斷おことわり申上ると云けるに武士は樣子やうす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
山崎ニハ虚空蔵コクウザウマシマス。ク尋ネ訊カセラレテ、ソノ日ハ田中ノ城ニ御泊オントマリ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)