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御泊
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おとま
ふりがな文庫
“
御泊
(
おとま
)” の例文
「では教えて上げましょう。が、いくら造作なく使えると言っても、習うのには暇もかかりますから、今夜は私の所へ
御泊
(
おとま
)
りなさい。」
魔術
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「おおこれは帆村はんだすな。まだ
御泊
(
おとま
)
りでしたか。えらいところをごらんに入れますわ、ハッハッハッ」
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
じろ/\
眺
(
なが
)
め居るゆゑ
武士
(
さふらひ
)
は
眞實
(
まこと
)
に
當惑
(
たうわく
)
なし然らばいつその事此家に
泊
(
とま
)
るべし見れば
障子
(
しやうじ
)
に
御泊
(
おとま
)
り
宿
(
やど
)
と
記
(
しる
)
しあり夫に
最
(
も
)
はや
申刻
(
なゝつ
)
過
(
すぎ
)
にもなるべし餘り
草臥
(
くたびれ
)
たれば
泊
(
とま
)
りて行んにより飯も
寛
(
ゆる
)
りと
炊
(
たい
)
てもらうべし酒も取寄てもらはん
此所
(
ここ
)
へ
泊
(
とま
)
るとすれば
仔細
(
しさい
)
なしと
草鞋
(
わらぢ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
泊
常用漢字
中学
部首:⽔
8画
“御泊”で始まる語句
御泊宿
御泊掛