“両鬢”のいろいろな読み方と例文
旧字:兩鬢
読み方割合
りょうびん89.5%
びん5.3%
りやうびん5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
プリムスのひとの額は、面擦(めんずれ)のように両鬢(りょうびん)の隅が禿げあがっていたが、写真のほうは、額の真甲(まっこう)から脳天へ薄くなっている。
肌色の月 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
夫人の頭髪は白金(はくきん)の様に白い。両鬢(びん)と髱(たぼ)を大きく縮らせたまま別別(べつべつ)に放して置いて、真中(まんなか)の毛を高く巻いてある。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛、与謝野晶子(著)
両鬢(りやうびん)を首人形のやうに張り出した丸髭(まるまげ)なんぞに結つて、私はこの細君とおきかへられてゐたのだらうか——と思ふと、可笑(おか)しくてならなかつた。
念仏の家 (新字旧仮名) / 小寺菊子(著)