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両肱
ふりがな文庫
“両肱”の読み方と例文
旧字:
兩肱
読み方
割合
りょうひじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうひじ
(逆引き)
代助は今読み切ったばかりの薄い洋書を机の上に開けたまま、
両肱
(
りょうひじ
)
を突いて
茫乎
(
ぼんやり
)
考えた。代助の頭は最後の幕で一杯になっている。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
力がなえきってみえた父は、最後の努力でもするように、おせいの方に向きなおって、膝の上に
両肱
(
りょうひじ
)
をついて丸っこくかごまった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
成政は、その精力的な体を、
両肱
(
りょうひじ
)
に誇張して、頭の粗雑を舌で
補
(
おぎな
)
ってゆくような雄弁で、日頃の
抱懐
(
ほうかい
)
を、
呶々
(
どど
)
と、云いまくした。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
両肱(りょうひじ)の例文をもっと
(50作品)
見る
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
肱
漢検準1級
部首:⾁
8画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両側
両眼
両国
両掌
両膝
“両肱”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロバート・ルイス・スティーブンソン
中里介山
小林多喜二
ライネル・マリア・リルケ
夏目漱石
ロマン・ロラン
吉川英治
有島武郎
山本周五郎