“呶々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どど86.7%
どゝ6.7%
どゞ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同様に、以前もよく、宮本武蔵などに、剣の道なるものを呶々どどしたので、吉川はさだめし、剣道もやるのだろうと思われたりした。
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
例の饒舌先生はまた呶々どゝせり。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あたか加能丸かのうまる滅亡めつばう宣告せんこくせむとて、惡魔あくまつかはしたる使者ししやとしもえたりけむ、乘客等じようかくらは二にんにん彼方あなた此方こなたひたひあつめて呶々どゞしつゝ、時々とき/″\法華僧ほつけそう流眄しりめけたり。
旅僧 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)