“どど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ドド
語句割合
呶々59.1%
度々31.8%
土留4.5%
退4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ロクロ首の怪談、又は絵画が、人間の夢、又は夢中遊行の心理を象徴せるものなる事は、ここにあらためて呶々どどするを要せざるべし。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その鎧は御先祖さまが慶長元和度々どどの戦場に敵の血をそそいだ名誉のお形見で、おいえに取っては何物にも替え難い宝でござる。
箕輪心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
家康は江戸城の堀を相するに当つて、その西に面する方角には堅固な石垣を築き上げることをしたが、東面は土留どどめの山なりのまゝ、格別に石垣で堅めなかつた。
東京の風俗 (新字旧仮名) / 木村荘八(著)
「邪魔すんな、退け、退どどけ」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)