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度々
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どど
ふりがな文庫
“
度々
(
どど
)” の例文
そんなことよりも、それなれば貴公、薩州あたりの者と
度々
(
どど
)
往復されるのは何の為だ? ハハ、これも大義のためか。大義が泣くぞ。
天狗外伝 斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
その鎧は御先祖さまが慶長元和
度々
(
どど
)
の戦場に敵の血をそそいだ名誉のお形見で、お
家
(
いえ
)
に取っては何物にも替え難い宝でござる。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
寡黙な間喜兵衛でさえ、口こそきかないが、
白髪
(
しらが
)
頭をうなずかせて、一同の意見に賛同の意を表した事は、
度々
(
どど
)
ある。
或日の大石内蔵助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
獺
(
かわうそ
)
の内臓は人間とよく似ていると申し、過ぐる頃、山脇東洋などは
度々
(
どど
)
解剖の資料にいたしたよしでござった。肝臓、腎臓が似ているなら、ふぐりの構造も同様であろうと思われる。手始めに獺を
玉取物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
その人が委員長を命ぜられて、その副長には
松本寿太夫
(
まつもとじゅだいふ
)
と云う人が命ぜられたと云うことは、その前年の冬に
定
(
き
)
まった。
夫
(
そ
)
れから私もモウ一度行て見たいものだと
思
(
おもっ
)
て、小野の家に
度々
(
どど
)
行て頼んだ。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
▼ もっと見る
「あんたが
度々
(
どど
)
のつまりに、どう出なさるかを待つてゐたのよ。」
神のない子
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
そんなことよりも、それなれば貴公、薩州あたりの者と
度々
(
どど
)
往復されるのは、何のためだ? ハハ、これも大義のためか。大義が泣くぞ。
斬られの仙太
(新字新仮名)
/
三好十郎
(著)
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
々
3画
“度”で始まる語句
度
度毎
度胆
度胸
度重
度外
度目
度度
度肝
度盛