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度肝
ふりがな文庫
“度肝”の読み方と例文
読み方
割合
どぎも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どぎも
(逆引き)
平次は
度肝
(
どぎも
)
を拔かれました、
檜木
(
ひのき
)
官之助の細目に開いた格子へ手をかけて、ガラリとやると、頭の上から小氣味の良い一
喝
(
かつ
)
を
喰
(
く
)
はされたのです。
銭形平次捕物控:303 娘の守袋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いずれ
宛擦
(
あてこす
)
りぐらいは有ろうとは思ッていたが、こうまでとは思い掛けなかッた。晴天の
霹靂
(
へきれき
)
、思いの外なのに
度肝
(
どぎも
)
を抜かれて、腹を立てる
遑
(
いとま
)
も無い。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
吾輩も、友吉おやじが吾輩の代りになって講演を初めるのかと思って、ちょっと
度肝
(
どぎも
)
を抜かれたが、間もなく非常な興味をもって、皆と一緒に傾聴した。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
度肝(どぎも)の例文をもっと
(11作品)
見る
“度肝”の意味
《名詞》
「きも」を強調する語。度胆。
(出典:Wiktionary)
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
肝
常用漢字
中学
部首:⾁
7画
“度肝”の類義語
度胆
胆力
“度”で始まる語句
度
度々
度毎
度胆
度胸
度重
度外
度目
度度
度盛
“度肝”のふりがなが多い著者
二葉亭四迷
中里介山
泉鏡太郎
平林初之輔
楠山正雄
江戸川乱歩
夢野久作
海野十三
泉鏡花
野村胡堂