“胆力”のいろいろな読み方と例文
旧字:膽力
読み方割合
たんりょく90.5%
たんりよく4.8%
ひい4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしぐっと胆力たんりょくをすえて、本堂の中へ入ってみた。そして中の様子をくまなく調しらべた。それから廊下ろうかつづきの庫裡くりの方へ入って行った。
鬼退治 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
おはりにのぞくまに就て一言すべし、熊の巣穴は山中に無数あるにもかかはらず、藤原村に於て年々得る所のくまは数頭のみ、之れ猟師の勇気いうき胆力たんりよくと甚少きを以てなり、即ち陥穽かんせいもうけて熊をりやうするあり
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
何人たれ胆力ひいの強い者はないか、入ってもらいたいが」
蟹の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)