“胆沢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いさわ80.0%
いざわ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一体余り器量も無い小身の木村父子を急に引立てて、葛西、大崎、胆沢いさわを与えたのはちと過分であった。何様も秀吉の料簡りょうけんが分らない。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
陸中国胆沢いさわ郡衣川村増沢と正しくは呼ぶ。今は愛宕あたごまで水沢から乗合のりあいが通うから、そこから一と山越えて一里余りを歩けばいい。
陸中雑記 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
そこで彼は胆沢いざわ城に鎮守府を設けて蝦夷地経営東北守備の根拠地となし、さらにその北の紫波郡の地に志波城を築きました。
本州における蝦夷の末路 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)