“いさわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
石和68.4%
胆沢21.1%
射和5.3%
石禾5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
石和いさわの町を白沙のちまたに化して、多くの人死を生じさせた洪水は、この山奥に入ると、いかばかりひどく荒れたかということが解る。
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
陸中国胆沢いさわ郡衣川村増沢と正しくは呼ぶ。今は愛宕あたごまで水沢から乗合のりあいが通うから、そこから一と山越えて一里余りを歩けばいい。
陸中雑記 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
(竹葉氏報告。三重県飯南はんなん射和いさわ村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
要するに旗本伊沢は武田氏のすゑで、いさはの名は倭名抄に見えてゐる甲斐国石禾いさわに本づいてゐるらしい。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)