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『陸中雑記』
ふりがな文庫
『
陸中雑記
(
りくちゅうざっき
)
』
所は陸中の国である。盛岡から西へ六、七里も行くであろうか。雫石と呼ぶ村に入る。そこから更に進むと間もなく御明神の村に達する。余り訪う人もない所であるが、一度訪うた者には忘れ難い土地となろう。なぜならここに珍らしい風俗が残るからである。女たち …
著者
柳宗悦
ジャンル
芸術・美術 > 工芸 > 工芸
初出
「工藝 第百八号」1942(昭和17)年1月15日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約19分(500文字/分)
朗読目安時間
約32分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
何
(
いずれ
)
縁
(
ぶち
)
判
(
さば
)
行
(
ぎょう
)
携
(
たずさわ
)
自
(
おのず
)
主
(
おも
)
側
(
がわ
)
強
(
あなが
)
被
(
おお
)
訪
(
おとな
)
詳
(
つまびらか
)
一
(
ひ
)
凡
(
すべ
)
咏
(
えい
)
如
(
し
)
廻
(
めぐ
)
役
(
えき
)
担
(
にな
)
挙
(
こぞ
)
支那
(
シナ
)
普通
(
なみ
)
棟上
(
むねあげ
)
癒
(
い
)
真
(
まこと
)
素地
(
きじ
)
総
(
ふさ
)
縁
(
えん
)
胸当
(
むなあて
)
華
(
はなや
)
讃
(
たた
)
除
(
よ
)
雫石
(
しずくいし
)
高台
(
こうだい
)
一戸
(
いちのへ
)
一挺
(
いっちょう
)
一途
(
いちず
)
丈
(
たけ
)
乗合
(
のりあい
)
乾燥
(
かんそう
)
二戸
(
にのへ
)
互
(
たがい
)
伍
(
ご
)
会津
(
あいづ
)
依
(
よ
)
俟
(
ま
)
僧侶
(
そうりょ
)
八戸
(
はちのへ
)
冴
(
さ
)
刺子
(
さしこ
)
勢
(
いきおい
)
匿
(
かく
)
印度
(
インド
)
司
(
つかさど
)
地漆
(
じうるし
)
堅牢
(
けんろう
)
天正
(
てんしょう
)
如何
(
いか
)
定
(
き
)
崇
(
あが
)
市日
(
いちび
)
帯紐
(
おびひも
)
平泉
(
ひらいずみ
)
幸
(
さいわい
)
怖
(
おそ
)
悦
(
よろこ
)
惹
(
ひ
)
愛宕
(
あたご
)
我儘
(
わがまま
)
手並
(
てなみ
)
手甲
(
てっこう
)
手篤
(
てあつ
)
技
(
わざ
)
掻
(
か
)
敬
(
うやま
)
日詰
(
ひづめ
)
旺盛
(
おうせい
)
暫
(
しばら
)
有
(
も
)
望
(
のぞみ
)
条
(
すじ
)
栄華
(
えいが
)
桑籠
(
くわかご
)
棄
(
す
)
椀
(
わん
)
気質
(
かたぎ
)
活々
(
いきいき
)
淳朴
(
じゅんぼく
)
溯
(
さかのぼ
)
漆
(
うるし
)
漆器
(
しっき
)
漆塗
(
うるしぬり
)
為
(
な
)
燻
(
くす
)
片口
(
かたくち
)
物凄
(
ものすご
)
猥
(
みだ
)
男竹
(
おだけ
)
界隈
(
かいわい
)
癖
(
くせ
)