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溯
ふりがな文庫
“溯”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さかのぼ
84.0%
のぼ
13.0%
さかの
1.5%
さか
1.0%
ノボ
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さかのぼ
(逆引き)
赤道直下にあるボルネオのポンチャナクから少し
溯
(
さかのぼ
)
った上流に作られるというのは実に、寧ろ当然であるといってもいいじゃないかね
宇宙爆撃
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
溯(さかのぼ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
のぼ
(逆引き)
わしは
長良川
(
ながらがわ
)
の上流を、十里余も
溯
(
のぼ
)
って、たった独りの
老母
(
おふくろ
)
がいる
関
(
せき
)
の
宿
(
しゅく
)
の在、
下有知
(
しもずち
)
という草ぶかい
田舎
(
いなか
)
へ一本槍に帰って来た。
茶漬三略
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
溯(のぼ)の例文をもっと
(26作品)
見る
さかの
(逆引き)
根本義に
溯
(
さかの
)
ぼったらそれほどに感じていない敬太郎もこう聞かれると、行がかり上そうだと思わざるを得なかった。またそう答えざるを得なかった。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
溯(さかの)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
さか
(逆引き)
その
場合
(
ばあひ
)
には
必
(
かなら
)
ず
今迄
(
いままで
)
睦
(
むつ
)
まじく
過
(
す
)
ごした
長
(
なが
)
の
歳月
(
としつき
)
を
溯
(
さか
)
のぼつて、
自分達
(
じぶんたち
)
が
如何
(
いか
)
な
犧牲
(
ぎせい
)
を
拂
(
はら
)
つて、
結婚
(
けつこん
)
を
敢
(
あへ
)
てしたかと
云
(
い
)
ふ
當時
(
たうじ
)
を
憶
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
さない
譯
(
わけ
)
には
行
(
い
)
かなかつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
溯(さか)の例文をもっと
(2作品)
見る
ノボ
(逆引き)
われ/\の国の宗教の歴史を辿つて、
溯
(
ノボ
)
りつめた極点は、物言はぬ神の時代である。さうした神の口がほぐれかけて、こゝに信仰上の様式は整ひはじめた。
「しゞま」から「ことゝひ」へ
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
溯(ノボ)の例文をもっと
(1作品)
見る
溯
漢検準1級
部首:⽔
13画
“溯”を含む語句
溯江
溯上
溯源
溯行
溯及
溯巻
溯洄
溯算
“溯”のふりがなが多い著者
柳宗悦
中里介山
吉川英治
柳田国男
夏目漱石
斎藤茂吉
佐々木邦
高浜虚子
大隈重信
泉鏡太郎