“犧牲”のいろいろな読み方と例文
新字:犠牲
読み方割合
ぎせい56.5%
いけにへ26.1%
いけにえ8.7%
にへ8.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小意氣ではあるが、自分のみにくさを意識して居るお半は、お絹と染五郎の仲を、犧牲ぎせい的な心持で同情してやつて居るのでした。
續いて、ドツと立ち騷ぐ人垣、鳴物も踊り手も後見も、不意の出來事に驚きながらも、この美しい犧牲いけにへを、八方からかつきあげたのです。
銭形平次捕物控:315 毒矢 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
カピ長 むすめならべてロミオどのゝ黄金こがねざうをもまうそう、たがひの不和ふわ憫然ふびん犧牲いけにえ
泯滅ほろび犧牲にへとも知らで迷ひいるか。
独絃哀歌 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)