“にへ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ニヘ
語句割合
贄30.0%
牲25.0%
犠牲15.0%
犧牲10.0%
犠5.0%
嘗5.0%
贅5.0%
饗5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松田氏は其母が福山の士太田兵三郎の姉であつたので、名望ある柏軒に見(まみ)えて贄(にへ)を執るに至つたのださうである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
永久にその牲(にへ)を轉ばすといふ海の上に
扨夜(よる)は、彼女を犠牲(にへ)としまた配偶となし
犧牲(にへ)の身を淵にしづめて
春鳥集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
百合牡丹犠(にへ)の花姫なほ足らずばひじりの恋よ野うばらも枕(ま)け
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子、増田雅子、与謝野晶子(著)
聖壇(せいだん)にこのうらわかき犠(にへ)を見よしばしは燭(しよく)を百(ひやく)にもまさむ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子、増田雅子、与謝野晶子(著)
またその大嘗(にへ)聞しめす殿に屎(くそ)まり散らしき三。
金澤町江島屋の忍び返しに、百舌(もず)の贅(にへ)のやうに引つ掛つて死んだ薊(あざみ)の三之助の下手人は、それつきりわからず、四日五日と苛立(いらだ)たしい日は續きました。
鳰鳥(にほどり)の葛飾(かづしか)早稲(わせ)を饗(にへ)すとも其(そ)の愛(かな)しきを外(と)に立(た)てめやも 〔巻十四・三三八六〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)