“しやぶ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
80.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母さまの たましひまでしやぶりつくしておしまひ。
忘春詩集:02 忘春詩集 (新字旧仮名) / 室生犀星(著)
それも其筈、今朝九時頃に朝飯を食つてから、夕方に小野山の室で酒を飲んで鯣のあぶつたのをしやぶつたきりなのだ。
病院の窓 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
梅子に悪智恵ばかり付けさせて——其程それほど亡妻が可愛いけりや、骨でも掘つて来てしやぶつてるが
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)