トップ
>
其程
ふりがな文庫
“其程”の読み方と例文
読み方
割合
それほど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それほど
(逆引き)
其程
(
それほど
)
にしても、まだ其の趣好に適しなかつたものと見へて、父は三度々々必ず食物の小事を云はずに箸を取つた事がない。
一月一日
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
椅子が一つあつて室
毎
(
ごと
)
に化粧室が備はつて居るだけで、
欧羅巴
(
ヨウロツパ
)
で最も
贅沢
(
ぜいたく
)
だと云はれるノオルドの汽車も
其程
(
それほど
)
有難い物とも思はれない。十一時
前
(
ぜん
)
に発車した。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
去年——一昨年——一昨々年——
噫
(
あゝ
)
、未だ世の中を
其程
(
それほど
)
深く思ひ知らなかつた頃は、
噴飯
(
ふきだ
)
したくなるやうな、気楽なことばかり考へて、この大祭日を祝つて居た。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
其程(それほど)の例文をもっと
(7作品)
見る
其
漢検準1級
部首:⼋
8画
程
常用漢字
小5
部首:⽲
12画
“其”で始まる語句
其
其処
其方
其處
其様
其許
其奴
其所
其儘
其後
“其程”のふりがなが多い著者
ボレスワフ・プルス
木下尚江
与謝野寛
幸田露伴
島崎藤村
永井荷風
与謝野晶子