“噴飯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふきだ65.9%
ふんぱん27.3%
ふき4.5%
ふきだし2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年内の御重宝ごちょうほう九星売が、恵方えほうの方へ突伏つっぷして、けたけたとたまらなそうに噴飯ふきだしたれば、苦虫と呼ばれた歯磨屋はみがきやが、うンふンと鼻で笑う。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ヂオフライは勿論 Geoffrey であらう。英吉利イギリスの古代演劇史を知るものには、これも噴飯ふんぱんに堪へないかも知れない。
本の事 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
なにしろ道具だうぐい。』とはれたのでぼくおもはず噴飯ふきだし
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
突然だしぬけに夜具を引剥ひつぱぐ。夫婦ふうふの間とはいえ男はさすが狼狙うろたえて、女房の笑うに我からも噴飯ふきだしながら衣類きものを着る時、酒屋の丁稚でっち
貧乏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)