本の事ほんのこと
各国演劇史 僕は本が好きだから、本の事を少し書かう。僕の持つてゐる洋綴の本に、妙な演劇史が一冊ある。この本は明治十七年一月十六日の出版である。著者は東京府士族、警視庁警視属、永井徹と云ふ人である。最初の頁にある所蔵印を見ると、嘗は石川一口の …
作品に特徴的な語句
しかし あり しかう よつ まへ かつて つくゑ いで とど すなはち あて いやし いまだ ほとんど 冊子さつし おい 打遣うつちや 文盲もんまう 建立こんりふ 挿画さしゑ 所以ゆゑん 幽囚いうしう 三葉さんえふ 羅馬ロオマ 纂訳へんやく 洋綴やうとぢ 清朝しんてう らう えん 素直すなほ とう あやまり なづ 隆盛りうせい 噴飯ふんぱん 可笑をか ペエジ 塩鮭しほざけ かへり なん 髣髴はうふつ 主宰しゆさい 衆生しゆじやう 上海シヤンハイ 希臘ギリシヤ 羅希らき 縉紳しんしん ひもと 粕漬かすづけ さけ 長閑のどか ふだ 羅甸ラテン 謂可いふべ はか ぜん ここ わけ 葉生ばせい 蘇松そしよう はす 従姉いとこ 三越みつこし また 何時いつ 北京ペキン 同治どうぢ 吾邦わがくに つち つと それ 宮詞きゆうし 寸暇すんか ぞく うかが つたな 景清かげきよ 未嘗いまだかつて 本文ほんもん 李園りゑん もり しら 次手ついで 沢山たくさん 王建わうけん 生鮭なまざけ 空窖くうかう