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寸暇
ふりがな文庫
“寸暇”の読み方と例文
読み方
割合
すんか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すんか
(逆引き)
だれもかれも
寸暇
(
すんか
)
をおしんで働かねば暮しのたたぬ村、だが、だれもかれも働くことをいとわぬ人たちであることは、その顔を見ればわかる。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
彼
(
かれ
)
は
晝
(
ひる
)
は
寸暇
(
すんか
)
をも
惜
(
をし
)
んで
勞働
(
らうどう
)
をするので一つには
其
(
そ
)
れが
夜
(
よ
)
なべの
仕事
(
しごと
)
を
勵
(
はげ
)
み
得
(
え
)
ない
程
(
ほど
)
の
疲勞
(
ひらう
)
を
覺
(
おぼ
)
えしめて
居
(
ゐ
)
るのでもあるが
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
下士の
輩
(
はい
)
は
漸
(
ようや
)
く産を立てて衣食の
患
(
うれい
)
を
免
(
まぬ
)
かるる者多し。すでに衣食を得て
寸暇
(
すんか
)
あれば、上士の教育を
羨
(
うらや
)
まざるを得ず。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
寸暇(すんか)の例文をもっと
(11作品)
見る
“寸暇”の意味
《名詞》
寸 暇(すんか)
少しの暇。
(出典:Wiktionary)
寸
常用漢字
小6
部首:⼨
3画
暇
常用漢字
中学
部首:⽇
13画
“寸”で始まる語句
寸
寸毫
寸分
寸法
寸隙
寸々
寸時
寸断
寸志
寸白
“寸暇”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
壺井栄
作者不詳
福沢諭吉
長塚節
吉川英治
小酒井不木
江戸川乱歩
岡本綺堂
芥川竜之介