“羅馬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ローマ81.3%
ロオマ14.0%
ロウマ2.7%
ろおま0.7%
ラウマ0.7%
ローマン0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アフリカに於ける羅馬ローマ軍の大将アッチリウス・レグルスは、カルタゴ人に打ち勝って光栄の真中にあったのに、本国に書を送って
『井伏鱒二選集』後記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
とすらりと立った丈高う、半面をさっと彩る、かば色の窓掛に、色彩羅馬ロオマ女神じょしんのごとく、愛神キュピットの手を片手でいて、主税の肩と擦違い
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「空がげるようだ。——羅馬ロウマ法王の冠かも知れない」と甲野さんの視線は谷中やなかから上野の森へかけて大いなるけんえがいた。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
唐、天竺は愚か、羅馬ろおま以譜利亜いげりやにも見られぬ図ぢや。桜に善う似たうるはしい花のの間に、はれ白象が並んでおぢやるわ。若い女子等が青い瓶から甘露かんろんでおぢやるわ。赤い坊様ぼんさまぢや。
南蛮寺門前 (新字旧仮名) / 木下杢太郎(著)
貴嬢との友誼いうぎの上に何の障礙しやうがいをも見なかつたと思ふ、是れは規定さだめの祈祷会や晩餐会にまさりて、天父の嘉納まします所では無いでせうか、是れは神の殿みやがエルサレムでも無く、羅馬ラウマでもなく
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
すなはち此の寺の相をるに、れまことの天台宗の寺に非ず。本尊は聖母マリアにして羅漢は皆十二使徒なり。美しき稚児ちごを養ひて天使になぞらふる御辺の御容体は羅馬ローマン加特里克カトリクか、善主以登ゼスイトか。
白くれない (新字新仮名) / 夢野久作(著)