“羅馬加特力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ロオマカトリツク33.3%
ローマカトリック33.3%
ローマン・カトリック33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、彼等の魂は果して中産階級を超越してゐたであらうか? ルツテルは羅馬加特力ロオマカトリツク教に反逆した。しかも彼の仕事を妨げる悪魔の姿を目撃した。彼の理智は新しかつたであらう。
伊太利イタリー酒の壜や、野蛮人の使用する料理鍋や、羽毛のような毛の生えた一匹のペルシャ猫や、そして小さい薄汚い、どう見てもこの場所に相応しくない一人の羅馬加特力ローマカトリックの坊さんが居た。
要するに、接神妄想シュルティなんですよ。これは、ボーマンの『宗教犯罪の心的伝染』と云う著述の中にある事実ですが、十六世紀の始めチューリッヒの羅馬加特力ローマン・カトリック教会に、所謂奇蹟が現われたのです。
夢殿殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)