“馬力”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばりき91.3%
やつ4.3%
トラツク4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うん、だいじょうぶだ。このあいだから、ずいぶん練習したからね。それに、こっちの方が馬力ばりきが強いんだから、負けやしないよ。」
鉄人Q (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
急にスピードを掛けた馬力やつが、イの一番に円棒シャフトへコタえたんだね。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
車体の小さいのに比べて、走り出すと恰で馬力トラツクが駆け出したかのやうな地響きを挙げ、蒸汽の音は駄馬の吐息のやうに物凄かつた。
熱海線私語 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)