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『熱海線私語』
ふりがな文庫
『
熱海線私語
(
あたみせんしご
)
』
一九三四年、秋——伊豆、丹那トンネルが開通して、それまでの「熱海線」といふ名称が抹殺された。そして「富士」「つばめ」「さくら」などの特急列車が快速力をあげて、私達の思ひ出を、同時に抹殺した。帝国鉄道全図の上から見るならば、僅々十哩?程度の距 …
著者
牧野信一
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「日本評論」1935(昭和10)年12月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約54分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
養母
(
はゝ
)
強
(
きつ
)
資
(
もとで
)
紳士
(
おとな
)
十
(
とう
)
人車
(
ジンシヤ
)
加
(
おま
)
馬力
(
トラツク
)
息子
(
わたし
)
N
(
ナタリー
)
雛妓
(
おしやく
)
深刻
(
グルウミイ
)
粋
(
いき
)
竹紙
(
ちくし
)
成人
(
おとな
)
微風
(
そよかぜ
)
鬱
(
ふさ
)
午前
(
ひるまえ
)