“馬糞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばふん59.1%
まぐそ37.9%
うまくそ1.5%
まんぐそ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
礫が少し止むと、今度は店先へ馬糞ばふんを投げ込んだり、裏の井戸へ猫の死骸を入れたり、全く手のつけやうのない惡戯が始まりました。
中を開けて見ると、粉煙草が少々、薩摩さつま國府こくぶでもあることか、これはきざみの荒い、色の黒い、少し馬糞まぐそ臭い地煙草ではありませんか。
銭形平次捕物控:050 碁敵 (旧字旧仮名) / 野村胡堂(著)
「オーイ、剛力ィ——。オーイ、剛力ィ——」と叫んで見たが、こたうるものは木精こだまばかり、馬糞うまくそ剛力どこをマゴ付いている事やら。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
橇跡には馬糞まんぐそ凍塊かたまり
飢えたる百姓達 (新字新仮名) / 今野大力(著)