“馬糞煙草”の読み方と例文
読み方割合
まぐそたばこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煙草だけはぜいを尽したから、落ぶれても馬糞煙草まぐそたばこめねえ、——と言やがるんで、その口の下から女房も、うちの人は酒を飲まないから
平次と八五郎は、相變らず空茶からちや馬糞煙草まぐそたばこで、いつものやうな掛け合ひを始めて居ります。薄ら寒い二月の、ある朝の一と刻、八五郎の人生觀が、この不思議な事件へ錢形平次を追ひやる動機でした。