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刻煙草
ふりがな文庫
“刻煙草”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きざみたばこ
82.6%
きざみ
17.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きざみたばこ
(逆引き)
正木大尉は
舶来
(
はくらい
)
の
刻煙草
(
きざみたばこ
)
を巻きに来ることもあるが、以前のようにはあまり話し込まない。幹事室の方に籠って、暇さえあれば独りで手習をした。
岩石の間
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その手に一条の竹の
鞭
(
むち
)
を取って、バタバタと叩いて、三州は岡崎、
備後
(
びんご
)
は尾ノ道、
肥後
(
ひご
)
は熊本の
刻煙草
(
きざみたばこ
)
を
指示
(
さししめ
)
す……
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
刻煙草(きざみたばこ)の例文をもっと
(19作品)
見る
きざみ
(逆引き)
茶の
唐縮緬
(
めりんす
)
の帯、それよりも煙草に
相応
(
そぐ
)
わないのは、東京のなにがし工業学校の金色の
徽章
(
きしょう
)
のついた制帽で、
巻莨
(
まきたばこ
)
ならまだしも、
喫
(
の
)
んでいるのが
刻煙草
(
きざみ
)
である。
瓜の涙
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
野生の煙草の木がどこにでもあって立派な
刻煙草
(
きざみ
)
になるからである。手製のパイプへそれを詰めて惜し気なくそれを吹かす時私は真に幸福であった。小憎らしいのは猩々である。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
刻煙草(きざみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
刻
常用漢字
小6
部首:⼑
8画
煙
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
“刻”で始まる語句
刻
刻限
刻々
刻薄
刻下
刻一刻
刻苦
刻込
刻足
刻参
検索の候補
煙草
巻煙草
煙草盆
煙草入
煙草屋
嗅煙草
卷煙草
粉煙草
埃及煙草
煙草店
“刻煙草”のふりがなが多い著者
徳永直
谷譲次
作者不詳
斎藤茂吉
小熊秀雄
三遊亭円朝
梶井基次郎
中里介山
島崎藤村
薄田泣菫