“嗅煙草”の読み方と例文
読み方割合
かぎたばこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし老人は子供のようにちょいと首を振ったなり、古風な象牙ぞうげ嗅煙草かぎたばこ入れを出した。これもどこかの博物館に並んでいたのを見た通りである。
不思議な島 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
君は私の嗅煙草かぎたばこ入れを見たことがあるだろうね? で君は私が嗅煙草を取り出すのは一度も見たことがないだろう。
苦虫をかみつぶしたような顔つきで、嗅煙草かぎたばこでよごれた着物を着て、木箆きべら(5)を手にしながら学校の峻厳しゅんげんな法則を執行していた人なのであろうか? おお