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『不思議な島』
ふりがな文庫
『
不思議な島
(
ふしぎなしま
)
』
僕は籐の長椅子にぼんやり横になっている。目の前に欄干のあるところをみると、どうも船の甲板らしい。欄干の向うには灰色の浪に飛び魚か何か閃いている。が、何のために船へ乗ったか、不思議にもそれは覚えていない。つれがあるのか、一人なのか、その辺も同 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「随筆」1924(大正13)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
直
(
じき
)
味
(
あじわい
)
頭
(
がしら
)
紐育
(
ニュウヨオク
)
煙
(
けぶ
)
呎
(
フィイト
)
帰
(
き
)
下
(
くだ
)
人気
(
にんき
)
刺繍
(
ぬいとり
)
匂
(
におい
)
弁
(
べん
)
後
(
のち
)
振
(
ふる
)
立派
(
りっぱ
)
粉
(
こな
)
縮
(
ちぢ
)
辺
(
へん
)
鏡面
(
きょうめん
)
間
(
あいだ
)
降
(
くだ
)
鬘
(
かずら
)
一人
(
ひとり
)
一見
(
いっけん
)
一足
(
ひとあし
)
不二
(
ふじ
)
中
(
うち
)
中々
(
なかなか
)
主宰
(
しゅさい
)
人参
(
にんじん
)
人影
(
ひとかげ
)
伽藍
(
がらん
)
八
(
や
)
具
(
そな
)
円錐
(
えんすい
)
冬瓜
(
とうがん
)
利
(
き
)
勿論
(
もちろん
)
卑怯
(
ひきょう
)
南瓜
(
かぼちゃ
)
右隣
(
みぎどなり
)
呆気
(
あっけ
)
唱
(
とな
)
啣
(
くわ
)
嘲弄
(
ちょうろう
)
埋
(
うず
)
大勢
(
おおぜい
)
大市
(
おおいち
)
大根
(
だいこん
)
天然
(
てんねん
)
好
(
い
)
嵩
(
かさ
)
市
(
いち
)
市街
(
まち
)
帽子
(
ぼうし
)
年々
(
ねんねん
)
床
(
とこ
)
念力
(
ねんりき
)
悪戯
(
いたずら
)
愚
(
ぐ
)
慈姑
(
くわい
)
懸河
(
けんが
)
我
(
われ
)
抛
(
ほう
)
拍子
(
ひょうし
)
挙句
(
あげく
)
捕捉
(
ほそく
)
揺
(
ゆ
)
撫
(
な
)
支度
(
したく
)
昇
(
のぼ
)
映
(
うつ
)
時儀
(
じぎ
)
曖昧
(
あいまい
)
有無
(
うむ
)
朦朧
(
もうろう
)
梢
(
こずえ
)
欄干
(
らんかん
)
油滓
(
あぶらかす
)
浪
(
なみ
)
滋養
(
じよう
)
漬
(
つ
)
片輪
(
かたわ
)
牛蒡
(
ごぼう
)
牲
(
にえ
)
独言
(
ひとりごと
)
独逸
(
ドイツ
)
玉菜
(
たまな
)
玉葱
(
たまねぎ
)
珍重
(
ちんちょう
)
瓶
(
びん
)
生姜
(
しょうが
)
生憎
(
あいにく
)
甥
(
おい
)
田舎
(
いなか
)
甲板
(
かんぱん
)
画
(
え
)
痩
(
や
)
皺
(
しわ
)
盲
(
めくら
)