“生姜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうが76.9%
しやうが15.4%
はじかみ5.1%
しようが2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
重兵衛はその眼先へ竹の皮包みを開いて突きつけると、紅い生姜しょうがは青黒い海苔をいろどって、子供の眼にはさも旨そうにみえた。
木曽の旅人 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
生姜しやうがパンを上げようか、それとも詩篇を覺えた方がいゝかと、くと、きつと『詩篇! 天使のうたふ詩篇、』と彼は云ふ。
さて、それから御飯ごはんときぢや、ぜんには山家やまがかうもの生姜はじかみけたのと、わかめをでたの、塩漬しほづけらぬきのこ味噌汁みそじる、いやなか/\人参にんじん干瓢かんぺうどころではござらぬ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)