“味噌汁”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
みそしる72.7%
おみおつけ10.6%
おつけ7.6%
みそじる4.5%
みおつけ3.0%
おつゆ1.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“味噌汁”を含む作品のジャンル比率
技術・工学 > 家政学・生活科学 > 食品 料理3.6%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
このびしい空の下へれに出る宗助に取って、力になるものは、暖かい味噌汁みそしると暖かい飯よりほかになかった。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
破家やぶれや引返ひきかへしてから、うす味噌汁みそしる蘇生よみがへるやうなあぢおぼえたばかりで
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
しかしとうさんはあとにもまへにも、あんなおいしい味噌汁おみおつけべたとおもつたことはりません。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
それからお茄子なす味噌汁おみおつけをもこしらへまして、おわかれに御馳走ごちさうしてれました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
重助「それじゃア此方こっちへおいでなさい、なんにも有りませんが茶飯が出来ましたから、味噌汁おつけでもあっためて御飯おまんまを上げたいから。心ざす仏さまへ御回向なすって下さいな」
「だが、宿は温泉だといっておいて赤湯だの、ぬる湯だのと、変な板かこいの小屋へ連れていって、魚の御馳走ごちそうだといって、どじょうをなまのまま味噌汁おつけわんへ入れられたには——」
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
カマスの味噌汁みそじる 冬 第二百七十九 鯛汁
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「なあに、こいつは間違つて、縁の下へ芽を出しよつたのさ。切つて味噌汁みそじるに入れて、喰べてしまはうかと思つたが、折角わしのそばへやつて来たのに、そんなことをするのも可哀かはいさうぢやと思うて……。」
良寛物語 手毬と鉢の子 (新字旧仮名) / 新美南吉(著)
味噌汁みおつけは熱くてすぐ飲めないから、早くめるようにおわんに盛ったまま、ずらりと窓際に並べておく。御飯をかっこんだら、出がけに、立ったままで、ぐいと一息にやるつもりなのである。
キャラコさん:07 海の刷画 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ア負けたか感心なんまいだぶなんまいだぶ、オイ婆さん、早く笊を出してやんな、なんまいだぶなんまいだぶなんまいだぶ、何、因業な割には安い鰌屋だって、ウ、そいつァよかった、じゃすぐお味噌汁みおつけの中へ入れちまいねえ、なんまいだぶなんまいだぶなんまいだぶなんまいだぶ、どうだ入れたか皆
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
先生はその手首をグイとひいたので、味噌汁おつゆを肩から浴びてしまったが、カッとした勢いで引出したので、汚い老人はブルブルふるえながら出てきた。