“味噌漉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みそこし78.3%
みそこ21.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此洋服着て、味噌漉(みそこし)持って、村の豆腐屋に五厘のおからを買いに往った時は、流石剛(ごう)の者も髯と眼鏡(めがね)と洋服に対していさゝかきまりが悪かった。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)
フヽヽ何(ど)んな工合(ぐあひ)だツて……あ彼処(あそこ)へ味噌漉(みそこし)を提(さ)げて往(い)く何処(どこ)かの雇(やと)ひ女(をんな)が有(あ)るね、彼(あれ)よりは最(も)う少し色が黒(くろ)くツて、ずんぐりしてえて好(よ)くないよ。
心眼 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
「内弟子のお秋は味噌漉(みそこ)しを下げて豆腐か何か買いに出かけた留守。——曲者(くせもの)は表の格子を開けて入って、後ろから——、そのまま裏へ抜けた様子で」
よく楢茸(ならたけ)の初物だの何だの採(と)っては、味噌漉(みそこ)しに入れて持って来てくれた。時には親切に困ることもあった。ある時畑の畔(くろ)の草を苅ってやると云って鎌(かま)を提(さ)げて来た。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎、徳冨蘆花(著)