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味噌漉
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みそこ
ふりがな文庫
“
味噌漉
(
みそこ
)” の例文
「内弟子のお秋は
味噌漉
(
みそこ
)
しを下げて豆腐か何か買いに出かけた留守。——
曲者
(
くせもの
)
は表の格子を開けて入って、後ろから——、そのまま裏へ抜けた様子で」
銭形平次捕物控:143 仏喜三郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
よく
楢茸
(
ならたけ
)
の初物だの何だの
採
(
と
)
っては、
味噌漉
(
みそこ
)
しに入れて持って来てくれた。時には親切に困ることもあった。ある時畑の
畔
(
くろ
)
の草を苅ってやると云って
鎌
(
かま
)
を
提
(
さ
)
げて来た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
秋田県北部などではその袋をスマスブクロといい、また
味噌漉
(
みそこ
)
しという一種の竹籠も、そのために作られたと思われるから、スマシとはいっても十分に澄明なものではなかったはずである。
食料名彙
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
役員は
狼狽
(
ろうばい
)
して身を正し、奪うがごとくその
味噌漉
(
みそこ
)
し帽子を脱げり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「内弟子のお秋は
味噌漉
(
みそこ
)
しを下げて
豆腐
(
たうふ
)
か何んか買ひに出かけた留守。——曲者は表の格子を開けて入つて、後ろから——、そのまゝ裏へ拔けた樣子で」
銭形平次捕物控:143 仏喜三郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
噌
漢検準1級
部首:⼝
15画
漉
漢検準1級
部首:⽔
14画
“味噌漉”で始まる語句
味噌漉提
味噌漉縞