“味噌漬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みそづけ90.0%
みそづ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大喜おほよろこびで、其禮そのれいに、若干そこばく銀貨ぎんくわあたへやうとしたが、如何どうしてもらぬ。しひらしめたら、今度こんど重箱ぢうばこ味噌漬みそづけれてつてれた。
ムツは全体下等な味で煮ても味噌漬みそづけにしても下品な方だけれどもフライにすると大層淡泊で上品になる。それもムツの産地によって味が大層違う。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
三人の魔女なぞをつかわすよりも、六牙象王ろくげのぞうおう味噌漬みそづけだの、天竜八部てんりゅうはちぶ粕漬かすづけだの、天竺てんじくの珍味をらせたかも知らぬ。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)