“味噌焼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みそやき66.7%
みそや33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千種川であゆれる頃になれば、鮎の味噌焼みそやきにはなくてはならぬつまではないか。ぴりと辛うて、舌をしおる。又、腹中の虫をくだし、暑気あたりの薬になる、立派な奉公だ。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
イナの味噌焼みそやき 秋 第二百十八 あじ料理
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
同じ大根おろしでも甘酢あまずにして、すりゆずの入れ加減まで、和尚の注意も行き届いたものであった。塩ゆでの枝豆、串刺くしざしにした里芋の味噌焼みそやきなぞは半蔵が膳の上にもついた。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)