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甘酢
ふりがな文庫
“甘酢”の読み方と例文
読み方
割合
あまず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまず
(逆引き)
そのため紅い唇や、蜂蜜のように
粘
(
ねば
)
る手や、
甘酢
(
あまず
)
い髪の毛のにおいやらが、すぐ頭から去って、彼は、常の彼の身に
回
(
かえ
)
っていた。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
寿司に
生姜
(
しょうが
)
をつけて食うのは
必須
(
ひっす
)
条件であるが、なかなかむずかしい。生姜の味付けに
甘酢
(
あまず
)
に
浸
(
ひた
)
す家もあるが、江戸前としての苦労が足りない。
握り寿司の名人
(新字新仮名)
/
北大路魯山人
(著)
あの男なら、笛はまずいが腕はたしかだ、化物なんか引っ
捕
(
とら
)
えて
甘酢
(
あまず
)
で食べますよ、ヘッ、ヘッ、ところが、運が良いか悪いか、兵二郎は休んで太之助が行った
銭形平次捕物控:349 笛吹兵二郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
甘酢(あまず)の例文をもっと
(7作品)
見る
“甘酢”の解説
甘酢(あまず)は、合わせ調味料の一種で、酢に砂糖および塩を混合したもの。砂糖でなくみりんを使用することもある。三杯酢よりは甘めに作られる。
野菜や魚介類を甘酢に漬けたものは甘酢漬け(─づけ)と呼ばれる。
また、酢、砂糖、醤油を混ぜたものに、水で溶いた片栗粉を加えて加熱し、とろみをつけたものは甘酢あんと呼ばれ、中華料理に用いられる。中華料理に用いられる場合には、トマトケチャップが加えられる事もある。
(出典:Wikipedia)
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
酢
常用漢字
中学
部首:⾣
12画
“甘”で始まる語句
甘
甘味
甘藷
甘美
甘藍
甘酒
甘酸
甘露
甘煮
甘寧
“甘酢”のふりがなが多い著者
村井弦斎
三遊亭円朝
島崎藤村
吉川英治
北大路魯山人
野村胡堂