“甘藷”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
かんしょ37.0%
さつまいも33.3%
いも14.8%
かんしよ7.4%
さつま7.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“甘藷”を含む作品のジャンル比率
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 社会・家庭生活の習俗6.7%
社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 風俗史・民俗誌・民族誌5.9%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究4.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
暑い日射ひざしの下で、うんうんうなりながら重いくわを振り廻して畑の土を掘りかえし、そうして甘藷かんしょの蔓を植えつけるのである。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)
或いは炒米いりごめ甘藷かんしょとを合せ炊き、または豆飯であったり茶飯であったりするが、とにかくにどこでも味附け飯のことをそう謂っている。
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
それにもかかわらず、二人は今、炉にかけた鍋の中から、熟した甘藷さつまいもを箸でさして突き出して、盆の上に置き並べ、
大菩薩峠:27 鈴慕の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
かれ甘藷さつまいもほかには到底たうていさういふすべてのなへ仕立したてることが出來できないので
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
浅い皿の上から甘藷いもの煮ころばしが飯粒をつけて転げ出している。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
親類の女子供も、稀に遊びに来ては甘藷いもを洗ったり、外竈そとへっついいて見たり、実地の飯事ままごとを面白がったが、然し東京の玄関げんかんから下駄ばきで尻からげ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
梅樹は得るところの利に於て甘藷かんしよを作るに如かず、他の一人は又た曰く、甘藷は市場に出ての相塲極めて廉なり
人生に相渉るとは何の謂ぞ (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
島の主要な財源は、五月の飛魚と、甘藷かんしよと、甘蔗かんしよと、林業である。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
品川堀に沿うて北へあゆむ。昨日連判状を持って来た仲間なかまの一人が、かみさんと甘藷さつまを掘って居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
落葉おちばき寄せて、甘藷さつま南瓜とうなす胡瓜きゅうり温床とこの仕度もせねばならぬ。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)