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甘藷
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いも
ふりがな文庫
“
甘藷
(
いも
)” の例文
やりたくても無い時があり、あってもやりたくない時があり、
二拍子
(
ふたひょうし
)
揃
(
そろ
)
って都合よくやる時もあり、ふかし
甘藷
(
いも
)
二三本新聞紙に
包
(
つつ
)
んで御免を蒙る場合もある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
浅い皿の上から
甘藷
(
いも
)
の煮ころばしが飯粒をつけて転げ出している。
食魔
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
甘藷
(
いも
)
を掘る一家の端にわれも掘る
今日:02 今日
(新字旧仮名)
/
西東三鬼
(著)
大根を干し
甘藷
(
いも
)
を干しすぐ日かげ
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
雨にぬれて
跣足
(
はだし
)
で
跑
(
か
)
けあるき、栗でも
甘藷
(
いも
)
でも長蕪でも生でがり/\食って居る田舎の子供は、眼から鼻にぬける様な怜悧ではないかも知れぬが、子供らしい子供で
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
▼ もっと見る
甘藷
(
いも
)
焼けてゐる
藁
(
わら
)
の火の美しく
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
稀に遊びに来ては
甘藷
(
いも
)
を洗ったり、
外竈
(
そとへっつい
)
を
焚
(
た
)
いて見たり、実地の
飯事
(
ままごと
)
を面白がったが、然し東京の
玄関
(
げんかん
)
から下駄ばきで尻からげ、やっとこさに荷物
脊負
(
せお
)
うて立出る田舎の叔父の姿を見送っては
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
“甘藷”の意味
《名詞》
さつまいも。
(出典:Wiktionary)
甘
常用漢字
中学
部首:⽢
5画
藷
漢検準1級
部首:⾋
18画
“甘藷”で始まる語句
甘藷畑